JavaScriptを理解する上で、値を扱うための「箱(変数)」と、
その中身の「種類(データ型)」を知ることは非常に重要です。
今回はそちらについての内容となります。
1. 変数と定数の使い分け(let / const)
JavaScriptで値を扱うための箱には、主に2つの種類があります。
let: 後から中身を入れ替えることができる「変数」
const: 一度入れたら中身を変えられない「定数」
現代のプログラミングでは、予期せぬエラーを防ぐために、まずは const を使い、どうしても書き換える必要がある場合のみ let を使うのが一般的です。
2. 文字列(String)と数値(Number)
箱に入れるデータには「型(かた)」という種類があります。
・文字列型(String): テキストのこと。” ” や ‘ ‘ で囲んで表現します。
// 例
const name = "田中";
const tel = "09012345678"; // 電話番号などは計算しないので文字列で扱うことが多い<
・数値型(Number): 数学的な数字のこと。囲まずにそのまま記述します。
// 例 const price = 500; const tax = 1.1; const total = price * tax; // 計算ができる
補足になりますが、数値の 100 と文字列の “100” は別物です。数値型なら計算(足し算など)ができますが、
文字列型は単なる文字の並びとして扱われます。
3. 真偽値(Boolean)
真偽値は、条件が合っているか(正しいか)どうかを表すための特殊な型です。
true: はい(真)
false: いいえ(偽)
// 例 const isLogin = true; // ログインしている const hasError = false; // エラーは起きていない
「ログインしているか?」「エラーはあるか?」といった、ONとOFFの切り替えのような判断をプログラムにさせるときに活用します。
今回のまとめ
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| let | 再代入(値の入れ替え)ができる変数を宣言するキーワード。 |
| const | 再代入ができない定数を宣言するキーワード。基本はこちらを使う。 |
| String(文字列) | テキストを表すデータ型。必ず引用符(” “)で囲む。 |
| Number(数値) | 計算ができる数字を表すデータ型。引用符では囲まない。 |
| Boolean(真偽値) | 「true(真)」か「false(偽)」の2つの状態だけを持つデータ型。 |